Tradeview(トレードビュー)では以下2種類の原油取引ができます。
- WTI原油
- ブレント原油
原油は上級者向きの銘柄と認知されやすいですが、ボラティリティの高さから初心者でも利益の出しやすい銘柄です。
本記事ではそんなTradeviewの原油取引というテーマで、概要やルールを詳しく解説していきます。
Tradeviewの原油銘柄一覧

以下は、Tradeviewの原油銘柄一覧表です。
取引条件 | WTI原油 | ブレント原油 |
表示名 | CRUDE | UKOIL |
平均スプレッド(pips) | 0.3 | 0.3 |
最大レバレッジ | 10倍 | 10倍 |
他社で扱っているような上海原油などは取引できません。
WTI原油とブレント原油といった主要銘柄のみ取引が可能です。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
WTI原油
WTI原油は、アメリカのテキサス州にて産出される原油です。
原油銘柄の中では最も取引量の多い商品となっています。
取引量の多さから価格も安価で、後術するブレント原油に比べて10分の1ほどの価格で売買が可能です。
TradeviewではCRUDEと表示されます。
ブレント原油
ブレント原油は、ロンドン先物市場で扱っている原油銘柄です。
価格は比較的高めですが、変動幅が大きく高リターンを狙った銘柄として人気が高い傾向にあります。
海底油田で採掘されることから輸送コストが安いという特徴があり、ヨーロッパ経済の影響を受けやすいです。
TradeviewではUKOILと表示されます。
Tradeviewの原油取引ルール
次は、Tradeviewの原油取引ルールを見ていきましょう。
主に以下の項目を見ていきます。
- 最大レバレッジ
- スプレッド
- 取引時間
最大レバレッジ
Tradeviewでの原油取引にかけられる最大レバレッジは全て10倍までです。
必要証拠金については後術しますが、海外FXの中でもかなり低い水準であると言えるでしょう。

ある程度の証拠金があって、堅実なトレードをしたい方に最適と言えます。
また原油は世界経済の影響を受けて急変動する事もありますが、Tradeviewであればそのようなケースでも大きな損失を出すリスクは低いと言えるでしょう。
スプレッド
以下はTradeviewのスプレッド表です。
口座タイプ | WTI原油 | ブレント原油 |
ILC口座 | 0.3 | 0.3 |
X levarage口座のスプレッドは公式の記載がないので情報がありません。
ILC口座でのスプレッド水準を見ると、他社と比べてかなり狭いスプレッドで取引可能です。

海外FXの中でも最狭水準であるため、スキャルピングなどの短期売買では有効となるでしょぅ。
取引時間
以下は、Tradeviewの原油取引時間です。
銘柄 | 取引時間 |
WTI原油 | 月曜8:00~土曜6:59 |
ブレント原油 | 月曜8:00~土曜6:59 |
※冬時間での取引時間、サマータイムは1時間早まる
メンテナンスなどはなく、基本的には平日の24時間取引が可能です。

週末にポジションを持ち越す場合は、週明け月曜日の開場時間をしっかり把握しておきましょう。
Tradeviewの原油証拠金計算方法
次に、Tradeviewの原油にかかる証拠金計算方法を紹介します。
原油ではバレルという数量が単位として計算できる仕組みです。
1ロットあたり100バレルとなっており、Tradeviewで扱っている原油全ては米ドルレートで換算します。
WTI原油の価格→69.37ドル(2021年9月時点のレート)
69.37×100バレル÷レバレッジ10=約693.7ドル
1ドル110円時→693.7ドル=必要証拠金7万6307円
1ロットあたり約7万円ほどが必要となる計算です。
Tradeviewでは最低0.01ロットから取引できるので、最低でも800円ほどあれば取引ができます。
Tradeviewの原油取引まとめ
Tradeviewの原油取引についてまとめました。
- TradeviewではWTI原油とブレント原油の取引が可能
- 原油の最大レバレッジは10倍と低め
- 最低700円ほどの証拠金で始められる(2021年9月時点)
- ILC口座のスプレッドは海外FXの中でトップクラスに狭い
原油は通常の取引だけでなく、世界経済の情勢を理解するのにも便利な銘柄です。
世界経済が不安定な状況では原油価格も不安定になるという連動性があります。
Tradeviewはレバレッジこそ低いですが、極狭なスプレッド環境や約定力など短期売買に必要な要素が揃った会社です。
大きな変動幅から高リターンが見込めるので、気軽に原油取引を始めてみましょう。