Tradeview(トレードビュー)の取引をしていて、「FXを辞めたい」「Tradeviewを解約したい」と考える方も多いでしょう。Tradeviewを解約する前には、適切な手順を踏んでおく必要があります。
本記事ではそんなTradeviewの解約というテーマで、解約方法や注意点について詳しく解説していきます。
Tradeviewの解約前に

Tradeviewでは解約をする前に、以下の2点を必ず行っておく必要があります。
- 口座残高の全額出金
- 損益計算書の発行
詳しく見ていきましょう。
口座残高の全額出金
口座を解約する前には、口座に残っている残高を全額出金しておきましょう。
Tradeviewでは以下の方法から出金ができます。
- クレジットカード(入金額と同等金額の返金)
- 銀行送金
- bitwallet
- bitpay
- STICPAY
- Uphold
このうち利益出金ができるのは銀行出金、bitwallet、bitpay、Upholdの4種類です。

他の方法は入金額と同等金額までしか出金ができず、利益分は上記いずれかの方法を選ぶ必要があります。
解約後の出金できた事例もありますが、古くの情報であるため必ず出金しておきましょう。
損益計算書の発行
出金が終わったら、各プラットフォームから損益計算書の発行をしておきましょう。
損益計算書
取引の累計利益や損失が記載された証明書。MT4/MT5、cTraderといった各プラットフォームから発行できる。
損益計算書は毎年行われる確定申告で必要となります。
FXでの累計損益が記載されており、利益が出ていた場合は所得として申請をしなければいけません。
なお、書類自体は申告時に必要というわけではなく、あくまでもそこに記載されている利益額を入力するのみです。

解約後はIDやパスワードが無効となるのでプラットフォームにログインできなくなります。必ず解約前に発行しておきましょう。
Tradeviewの解約方法
Tradeviewには、公式HPやマイページから解約手続きをするという事ができません。
必ずサポートに問い合わせてから手続きをする必要があります。

サポートはメール対応のみで、公式HPから問い合わせ可能です。
japanesesupport@tvmarkets.com
日本人スタッフが丁寧に対応してくれるので、安心してサポ―トへ問い合わせましょう。
- 名前
- メールアドレス
- 口座ID
- 退会(解約)したい旨
上記の情報を入力して送信すると、サポート側で解約手続きを行ってくれます。
複数口座を持っている場合でもアカウント自体が消滅するので、自身の口座は全てなくなると覚えておきましょう。
Tradeviewで口座を一定期間使わなかった場合
- 休眠口座→口座残高0のまま6か月放置
- 口座凍結→口座残高0のまま1年放置
上記のような手続きが行われます。
口座に残高がある場合は6か月放置後に50ドルの口座維持費用が手数料として引かれていくシステムです。
引かれた手数料は、その後トレードを再開した時に返金されます。
休眠口座は本人確認書類の再提出で復活、口座凍結後は再度新規で口座を作る必要があります。
つまり、解約をしたいのであればわざわざ手続きをしなくても口座残高を0円にしておけば自動的に解約のような扱いとなる仕組みです。
Tradeviewの解約まとめ
Tradeviewの解約についてまとめました。
- 解約の前に口座残高の出金と損益計算書の発行をしておく
- 解約はWEB上ではなくサポートへの問い合わせで行う
- 口座残高0円で放置すると休眠口座扱いになる
- 残高がある場合の口座維持費用は50ドル(取引再開後に返金)
- 1年間口座残高0円で放置すると解約とほぼ同じ扱いになる
解約の前には出金と損益計算書の発行を必ずしておきましょう。
Tradeviewでは放置後に維持費用が発生した場合でも、取引再開の際に返金されるので、一定期間使わないだけであれば放置するのも有効な手段と言えます。