Tradeview(トレードビュー)は高水準の取引環境から高い人気を誇る会社です。しかし、XMやGEMFOREXという会社に比べたら人気が少なく、どちらかと言うと中級者~上級者向けの海外FXと認知されています。
Tradeviewがボーナス制度に積極的でない事が要因と言えるでしょう。
本記事では、Tradeviewでボーナス制度がない理由について詳しく解説していきます。
Tradeviewにボーナスがない理由

まずは、Tradeviewにボーナスがない理由を解説していきます。
スプレッドによる利益が少ない

Tradeviewはスプレッドが業界最狭水準です。
海外FXの多くは、顧客が取引を重ねるほどスプレッドによる利益が得られる仕組みをとっています。
スプレッドが広い会社ほど得られる利益が大きいという事です。
そのため、スプレッドが広い会社ほどボーナスなどで顧客に還元をしています。
FX会社 | Tradeview | XM Trading | GEMFOREX |
USD/JPY | 0.9pips | 1.6pips | 1.2pips |
EUR/JPY | 1.2pips | 2.2pips | 1.6pips |
GBP/JPY | 1.7pips | 3.2pips | 2.1pips |
EUR/USD | 0.8pips | 1.7pips | 1.2pips |
AUD/JPY | 1.5pips | 3.0pips | 1.6pips |
ボーナスが豊富なXMやGEMFOREXと比べても圧倒的にTradeviewのスプレッドが狭い事が分かります。
狭いスプレッド環境の提供>ボーナスの還元
ボーナスがなくても、狭いスプレッド環境を重視したい方向けの運営方針であると言えるでしょう。

取引手数料が安い
海外FXでは、STPとECNといった2タイプの口座を提供している会社が多いです。
- STP口座→スプレッドは標準で取引手数料無料
- ECN口座→スプレッドが狭いが別途手数料が発生
ECN口座ではスプレッドによる利益がほとんど見込めないので、別途手数料を徴収するシステムです。
Tradeviewで提供されているECN口座では、他の海外FXと比べて最安値水準の手数料形態となっています。
FX会社 | 1ロットあたりの手数量(ECN口座往復) |
Tradeview | 5ドル |
XM Trading | 10ドル |
TitanFX | 7ドル |
AXIORY | 6ドル |
BigBoss | 9ドル |
FBS | 12ドル |
FX会社 | FBS | XM Trading |
USD/JPY | 0.1pips | 0.3pips |
EUR/JPY | 0.2pips | 0.6pips |
GBP/JPY | 0.7pips | 0.9pips |
EUR/USD | 0.1pips | 0.3pips |
AUD/JPY | 0.3pips | 0.6pips |
先ほどのスタンダード口座の例のように、ECNタイプでの口座でも狭いスプレッド環境となっているのです。
ボーナスを提供している会社の多くは、スプレッドによる利益や手数料による利益が多い会社であると覚えておきましょう。
ボーナスがない会社の特徴
Tradeviewに限らず、ボーナスを提供していない会社は多くあります。
- Tradeview
- Exness
- TitanFX
上記の会社全ては以下のような特徴があります。
- スプレッドが狭い
- ECN口座の手数料が安い
- 約定力が高い
- 取引制限が少ない
要約すると取引環境の整備に力を入れているという事です。
ボーナスは、海外FX初心者や少ない証拠金で始めたい方には最適の制度と言えます。
しかし、資金効率をよくしたい方やスキャルピングで1日に何度も売買をする上級者はボーナスへの拘りがありません。
ボーナスよりも顧客が快適に取引できる環境作りに力を入れていると言えるでしょう。
Tradeviewで今後ボーナスキャンペーンがある可能性
- スプレッドを広げなくてはいけない
- 手数料を引き上げる必要がある
Tradeviewは2004年に設立して、現在までサービス展開をしている老舗のFX会社です。
仮に今後ボーナスを開催するとなると、スプレッドや手数料での利益を上乗せしないといけません。
Tradeviewには古くから愛用するヘビーユーザーが多いので、顧客離れのリスクが生じることでしょう。
それらの懸念から今後ボーナス制度が開催される可能性はかなり低いと言えます。
Tradeviewのボーナスまとめ
Tradeviewのボーナスについてまとめました。
- Tradeviewではボーナス制度が開催されていない
- スプレッドや取引手数料から得られる利益が少ないため
- ボーナスのない会社は取引環境の整備に力を入れている
- 今後ボーナスキャンペーンが開催される可能性は低い
ボーナスキャンペーンこそないですが他の海外FXに比べて透明性の高い取引形態や、高水準の環境を提供している会社です。
トレードの利益や資金効率、安全性という面で見るとトップクラスの会社であると言えるでしょう。