500Tradeviewは高水準の取引環境を提供している人気の海外FXです。
初心者というよりはある程度取引慣れをしている中級者~上級者向きのFX会社と言えます。 しかし会社の実績は豊富なため、海外FXを始めて開始する方でも安心して始められるサービスです。
本記事ではそんなTradeviewの概要から、メリットデメリットまで詳しく解説していきます。
Tradeviewの企業情報と基本情報

運営会社 | Tradeview Ltd |
設立年 | 2004年 |
住所 | ケイマン諸島 103 S Church Street. Harbou Place, 4th floor, Cayman Islands |
金融ライセンス | CIMA:ケイマン諸島金融庁 (登録番号:585163) |
日本語サポート | メール:平日24時間受付 |
Tradeviewは、2004年にケイマン諸島で設立されました。 入れ替わりの激しいFX業界で15年以上の実績がある企業です。 ライセンス自体はマイナーですがケイマン諸島の金融ライセンスを保有しているので、ある程度の安全性は担保されていると言えるでしょう。
Tradeview基本スペック
Tradeviewには、4種類の口座タイプが提供されています。
- X leverage口座
- ILCMT4・MT5口座
- ILC cTrader口座
- ILC Viking口座
Tradeviewでは1アカウントで最大5口座まで保有可能です。 それぞれの口座の特徴を見ていきましょう。
X leverage口座
以下は、X leverage口座の基本スペックです。
口座 | X leverage口座 |
500倍 | |
ロスカット水準 | 100% |
マージンコール | なし |
最大ポジション数量 | 無制限 |
最低入金額 | 1万円 |
USD/JPY平均スプレッド | 0.9pips |
ロット単位 | 10万通貨 |
最大取引量 | 上限なし |
最小取引数量 | 0.01ロット(1000通貨) |
口座維持費 | 無料 |
手数料 | 無料 |
取引形態 | STP方式 |
通貨ペア | 36銘柄 |
貴金属 | 3銘柄 |
資源 | 2銘柄 |
株式 | 37銘柄 |
商品 | なし |
ETF | 27銘柄 |
仮想通貨 | 5銘柄 |
複数口座開設 | 5口座まで |
取引ツール | MT4・MT5 |
ボーナス | なし |
ILC MT4・MT5口座
口座 | ILC MT4・MT5口座 |
最大レバレッジ | 200倍 |
ロスカット水準 | 100% |
マージンコール | なし |
最大ポジション数量 | 無制限 |
最低入金額 | 10万円 |
USD/JPY平均スプレッド | 0.1~0.2pips |
ロット単位 | 10万通貨 |
最大取引量 | 上限なし |
最小取引数量 | 0.01ロット(1000通貨) |
口座維持費 | 無料 |
手数料 | 片道2.5ドル(1ロットあたり) |
取引形態 | ECN方式 |
通貨ペア | 36銘柄 |
貴金属 | 3銘柄 |
資源 | 2銘柄 |
株式 | 37銘柄 |
商品 | なし |
ETF | 27銘柄 |
仮想通貨 | 5銘柄 |
複数口座開設 | 5口座まで |
取引ツール | MT4・MT5 |
ボーナス | なし |
ILC cTrader口座
口座 | ILC Viking口座 |
最大レバレッジ | 200倍 |
ロスカット水準 | 100% |
マージンコール | なし |
最大ポジション数量 | 無制限 |
最低入金額 | 10万円 |
USD/JPY平均スプレッド | 0.1~0.2pips |
ロット単位 | 10万通貨 |
最大取引量 | 上限なし |
最小取引数量 | 0.01ロット(1000通貨) |
口座維持費 | 無料 |
手数料 | 片道2.5ドル(1ロットあたり) |
取引形態 | ECN方式 |
通貨ペア | 36銘柄 |
貴金属 | 3銘柄 |
資源 | 2銘柄 |
株式 | 37銘柄 |
商品 | なし |
ETF | 27銘柄 |
仮想通貨 | 5銘柄 |
複数口座開設 | 5口座まで |
取引ツール | cTrader |
ボーナス | なし |
ILC Viking
口座 | ILC cTrader口座 |
最大レバレッジ | 200倍 |
ロスカット水準 | 100% |
マージンコール | なし |
最大ポジション数量 | 無制限 |
最低入金額 | 10万円 |
USD/JPY平均スプレッド | 0.1~0.2pips |
ロット単位 | 10万通貨 |
最大取引量 | 上限なし |
最小取引数量 | 0.01ロット(1000通貨) |
口座維持費 | 無料 |
手数料 | 片道2.5ドル(1ロットあたり) |
取引形態 | ECN方式 |
通貨ペア | 36銘柄 |
貴金属 | 3銘柄 |
資源 | 2銘柄 |
株式 | 37銘柄 |
商品 | なし |
ETF | 27銘柄 |
仮想通貨 | 5銘柄 |
複数口座開設 | 5口座まで |
取引ツール | Currenex |
ボーナス | なし |
4つの口座タイプの違い
Tradeviewの4口座のうち、オーソドックスな口座はX leverageのみです。 他の3口座はECN口座となっています。
ECN口座の3タイプは取引条件は全く同じで、プラットフォームに違いがあるのみです。
口座タイプ | プラットフォーム |
ILC MT4・MT5口座 | MT4・MT5 |
ILC cTrader口座 | cTrader |
ILC Viking口座 | Currenex |
Tradeviewの取引条件
海外FXでは会社によって様々な取引条件があります。 しかし、Tradeviewでは取引条件はほとんどありません。
両建て | 可能 |
自動売買 | 可能 |
スキャルピング | 可能 |
レバレッジ制限 | 1000万以上で100倍 |
全ての口座でスキャルピングや自動売買などの取引が可能です。 TradeviewのECN口座は全てレバレッジ最大200倍ですが、ILC口座では200倍です。 口座の残高が1000万円以上を超えるとレバレッジが100倍に制限されます。
Tradeviewの特徴・優れている点
次に、Tradeviewの特徴や優れている点を紹介します。
- 企業の安全性が高い
- A-Book形態を採用
- スプレッドが狭い
- 約定力が高い
- 大口取引に最適
- 豊富な株式の取引ができる
- ECN口座の手数料が最安値水準
- 豊富なプラットフォームが選べる
企業の安全性が高い
Tradeviewは企業の安全性が高い事が魅力の海外FXです。 顧客資産は外部会計監査機関 FundAdministration Incとの信託契約によって管理されています。 会社運営の資金と顧客資金は完全に分離されており、預かり金の全てはサンタンデール銀行の口座に保管される仕組みです。
A-Book形態を採用
Tradeviewは完全なA-Book形態を採用している透明性の高いブローカーです。
多くの会社では、顧客とFX会社の間に利益相反関係があるB-Bookの形態が採用されています。 Tradeviewでは全くの仲介が入らない仕組みとなっているので、不自然なレート表示やスプレッドといった悪質な運営ができないようになっているのです。 そのため顧客は透明性の高い取引環境で安全に取引が行えます。
スプレッドが狭い
Tradeviewは前述したA-Book形態の採用により、海外FXの中でもトップクラスのスプレッド環境で取引可能です。
FX会社 | Tradeview | XM Trading | AXIORY | GEMFOREX |
USD/JPY | 0.9pips | 1.6pips | 1.2pips | 1.2pips |
EUR/JPY | 1.2pips | 2.2pips | 1.3pips | 1.6pips |
GBP/JPY | 1.7pips | 3.2pips | 1.9pips | 2.1pips |
EUR/USD | 0.8pips | 1.7pips | 1.1pips | 1.2pips |
AUD/JPY | 1.5pips | 3.0pips | 1.6pips | 1.6pips |
FX会社 | Tradeview | XM Trading | AXIORY | BigBoss |
USD/JPY | 0.1pips | 0.3pips | 0.2pips | 0.4pips |
EUR/JPY | 0.2pips | 0.6pips | 0.5pips | 0.8pips |
GBP/JPY | 0.7pips | 0.9pips | 0.8pips | 1.1pips |
EUR/USD | 0.1pips | 0.3pips | 0.2pips | 0.7pips |
AUD/JPY | 0.3pips | 0.6pips | 0.5pips | 0.9pips |
ECN口座で見ても圧倒的に狭い水準を誇ります。 スプレッドは、EAなどを稼働した場合でも損益に大きな影響を与えるものです。 短期売買に限らずスイングトレードやデイトレードでも需要な要素となるので、Tradeviewは圧倒的に良好な資金効率で取引できる会社と言えるでしょう。
約定力が高い
Tradeviewは約定力が海外FXの中でトップクラスに高い会社です。
Tradeviewでは50社以上のリクイディティプロバイダを採用しています。 その中からベストなプロバイダが自動選出される仕組みをとっているので、他社と比べても高い約定力が実現できるのです。 また、CN5のLD4データセンターという所に取引のサーバーを設置しています。 CN5のLD4データセンターは、グラスファイバーケーブル接続の中でリクイディティプロバイダに接続されることから高速約定が可能です。
大口取引に最適
Tradeviewは大口投資に最適なFX会社です。
- 最大ポジション数→無制限
- 最大取引数量→無制限
最大取引数量と最大ポジション数は共に無制限です。 そのため、どんなに高額で多くのロット・ポジションを保有したいと思った場合でも制限なく取引ができます。 多くの会社ではサーバーや運営の問題で取引量に制限がかかる会社が多いです。 しかし、Tradeviewを使えば機関投資家や大口投資家でも制限を気にすることなく取引ができます。
豊富な株式の取引ができる
TradeviewはFX会社では珍しく、豊富な株式の取り扱いを行っております。 銘柄数はとても豊富で有名な企業株の保有が可能です。
- Apple Inc. (AAPL)
- Delta Airlines (DAL)
- eBay Inc (EBAY)
- Facebook (FB)
- General Motors Company (GM)
- Google Inc (GOOG)
- McDonalds (MCD)
- Microsoft Corp (MSFT)
- 株価指数
- ETF
- エネルギー
- 貴金属
- 仮想通貨
最近話題の仮想通貨までも扱っています。 通貨ペアはメジャーな通貨ペアのみを押さえている状態ですが、他のCFD取引でトレード幅を広げたい方はTradeviewを利用すると良いでしょう。
ECN口座の手数料が最安値水準
Tradeviewを利用する際はSTPタイプのX leverage口座ではなく、ECNタイプのILC口座を使う事をおすすめします。 ECN口座は通常取引毎に手数料が発生しますが、ILC口座は他社のECN口座の中で最も安い水準の手数料で取引ができるのです。
FX会社 | 1ロットあたりの手数量(ECN口座往復) |
Tradeview | 5ドル |
XM Trading | 10ドル |
TitanFX | 7ドル |
AXIORY | 6ドル |
BigBoss | 9ドル |
FBS | 12ドル |
ご覧のように往復5ドルと最も安い水準です。 前述したようにTradeviewはスプレッドもかなり狭いので、海外FXの中で最も取引コストを抑えた取引ができると言っても過言ではないでしょう。
豊富なプラットフォームが選べる
Tradeviewは口座タイプによって、豊富なプラットフォームが選べます。
- MT4
- MT5
- cTrader
- Currenex
上記4種類の豊富なプラットフォームを採用しているので、自身に合ったものを選択すると良いでしょう。 相場分析をするにあたって、プラットフォームの選定はとても重要になります。 それぞれで機能性の違いがある事から、取引スタイルに合ったものを選択しなければなりません。
Tradeviewをおすすめできない人
次に、Tradeviewをおすすめできない人を紹介します。 他の海外FXとは異なるデメリットを見ていきましょう。
ハイレバレッジの取引をしたい人
Tradeviewはハイレバレッジ取引をしたい人には向いていません。 X leverage口座の最大レバレッジは400倍と海外FXの中で低い水準です。 また、ECN口座の3タイプは最大100倍となっているので、大きなロットを保有したい場合はある程度の証拠金が必要となります。
FX会社 | STP口座 | ECN口座 |
Tradeview | 400倍 | 100倍 |
XM Trading | 888倍 | 500倍 |
Exness | 無制限 | 無制限 |
HotForex | 1000倍 | 500倍 |
AXIORY | 400倍 | 400倍 |
TitanFX | 500倍 | 500倍 |
ボーナスを使って取引したい人
海外FXでは会社によって豊富なボーナスが提供されています。 そのボーナスを有効に活かすことで、少ない証拠金であったとしても高額の利益が見込める仕組みです。 しかし、Tradeviewではボーナス制度を今まで開催していません。
高品質の日本語サポートを受けたい人
Tradeviewはメールにて日本語サポートが受けられますが、チャットやメールにてサポートを受けたい方には不向きと言えるでしょう。 海外FXでは海外の会社にも関わらず、多くの日本人スタッフが在籍している会社が多いです。
- iFOREX
- GEMFOREX
- XM Tarding
- Titan FX
Tradeviewをおすすめする人
次に、Tradeviewをおすすめできる人を紹介します。
スキャルピング取引をしたい人
スキャルピングをしたい方には、Tradeviewが最もおすすめの海外FXであると言えます。 スキャルピングが禁止されていない事はもちろんですが、以下のスキャルピングに必要な要素を兼ね備えた会社です。
- 約定力の高さ
- スプレッドの狭さ
上記の2項目に関しては海外FXの中でもトップクラスに優れています。
Ctraderを使いたい人
Tradeviewは高機能為替取引ツールのCtarderが使える数少ない業者です。 日本でサービス展開している他業者ではAXIORYくらいしか取り扱っていないので、Tardeviewの良い環境で使えるのは大きなメリットであると言えるでしょう。
- 板情報が確認できる
- 複数ポジションを一括で決済可能
- 約定拒否やリクオートがない
- 日本時間表示ができる
- 損益の予定が確認可能
Tradeviewの評判
次に、Tradeviewの評判をTwitterから解説していきます。 実際に利用している方の生の声を参考にしてみましょう。
悪い評判
以下は、Tradeviewの悪い評判です。 https://twitter.com/jillemoncrypto/status/1231732312645099520 https://twitter.com/Sorato_J_Kiryu/status/1125570724062621696 出金のスピードに若干の悪評が目立ちました。 後のツイートを見たところ出金できないという事例はなかったですが、スピードに関して不安な点も多いようです。
良い評判
以下は、Tradeviewの良い評判です。 https://twitter.com/mashumashu111/status/1355667803550883841 https://twitter.com/haru53456537/status/1334549227590938626
Tradeviewの口座開設
Tradeviewの口座を持っていない方向けに、口座開設方法を画像付きで解説します。 手順通りに進めることでスムーズな口座開設ができるので、ぜひ参考にしてみてください。
Tradeviewのボーナス
Tradeviewでは、他社のようなボーナス制度が常時開催されていません。 ボーナスがない理由や、他で得られるメリットについて見ていきましょう。
Tradeviewの入金方法
Tradeviewでは豊富な方法からお好きな入金方法を選択できます。 それぞれで手順や手数料、反映時間が異なるので入金前にしっかり把握しておきましょう。
Tradeviewの出金方法
Tradeviewでは豊富方法から出金の方法を選択できます。 出金にはルールや決まり事があるので、手順や注意点をよく把握したうえで最適な出金方法を選択しましょう。
Tradeviewまとめ
Tradeviewの評判やメリットをまとめました。
- 2004年設立の老舗FX会社
- MT4・MT5、cTrader、Currenexといった豊富なプラットフォームが使える
- スプレッドが狭く約定力の高い優良業者
- 日本語サポートはメールのみ
- ECN口座の手数料は片道2.5ドルと最安値水準
- 豊富な株式や仮想通貨を扱っている
- 最大レバレッジは400倍と低め
- 透明性の高いA-Book方式
- 取引制限の少なさから幅広い層におすすめの海外FX